こんにちは、ライトビコーです。
今回は、ABS切り文字の真鍮古美色メッキ仕上げでサインを製作させていただきましたので、その事例を紹介いたします!
ABS切り文字|繊細なデザインに多様な塗装が可能
ABSは、強度・加工性・見た目の美しさを兼ね備えた素材で、特にその加工性は精密なデザインを表現できるだけではなく、塗装との相性が抜群なので、塗装によって幅広い演出をすることができます。
今回は、「真鍮古美色メッキ仕上げ」を施しており、これは真鍮メッキの上に硫化処理で黒被膜を付与し、少し黒っぽく染めています。黒染めの繊細な調整によって、アンティーク感を演出する仕上がりになっています。

元の素材がABSだとは分からない仕上がりになっていますね。本物の金属にしか見えません。
真鍮古美色以外にもさまざまな塗装バリエーションがありますので、お気に入りを探すのも大変かとおもいますが、イメージをご共有いただけますとおすすめをご提案させていただきます!
塗装例)
クローム・真鍮古美色・クリアブルー・ソフトニッケル・ブラックニッケル・ニッケルHL・銅ブロンズ・本金・クリアアクリル・黒皮風・メタリック・鉄さび塗装・ガラスクリア・古美色
ニッケルバイブレーション ・ ボールドクリア ・ ブラスト本金 ・ ゴールドクリアHL ・ ゴールドクリアバイブレーション ・ ソフトゴールド ・ ブラックニッケルHL ・ ピンクゴールド ・ カラークリアメッキ(赤)(青)(緑)
などなど!
⇑こちらのページに塗装の写真見本を掲載しています⇑
▶ABS樹脂とは?プラスチックやポリカーボネートとの違いを徹底解説!
テーパーカットで高級感・立体感・デザイン性をアップ
ABS切り文字にテーパーカットを施すことで、サインの高級感・立体感・デザイン性を向上させる効果があります。

テーパーカットとは、通常切り文字の切断面が直角(90℃)であるのに対し、一定の角度で斜めにカットすることを言います。面取りと混同されがちですが、面取りは角のエッジを落とす加工であるのに対し、テーパーカットは断面全体に角度をつけます。
断面が斜めになることで、見る角度によって光の反射や陰影が変化し、カットしない場合に比べて高級感・立体感が出ることでより洗練された印象を与えてくれます。
ABS切り文字の注意点
ABSは、さまざまな性能において優れている素材ではありますが、紫外線に弱いという欠点があります。そこで、常に紫外線に当たる場所への設置を検討している場合には、UVカット効果のある塗装を行ったり、別の素材を使用することをおすすめしております。
▶ABS樹脂が劣化する?原因と防止対策を徹底解説|変色・ひび割れを防ぐ方法
ABS切り文字は見た目が美しく、軽量で丈夫でコスパ◎
軽量で加工性に優れ、耐久性も高いABS切り文字サインは、コストとデザイン性のバランスに優れた選択肢です。ご希望のサイズ・カラー・仕上げにも柔軟に対応いたしますので、まずはライトビコーにお気軽にご相談ください。サインひとつで、店舗や施設の印象が大きく変わります!