「看板やチラシを作りたいけど、デザインってどうすればいいの?」
「業者に頼むほどでもないけど、自分でやるには難しそう…」
そんな方に向けて、この記事では初心者でも失敗しない看板デザインの作り方を、5つのステップで分かりやすく解説します!
無料ツールや用途に適した看板の紹介もしておりますので、自作派の方にも製作はプロの看板屋と組みたい方にもおすすめの内容ですのでぜひチェックしてください!
・看板デザインの基本ステップ
・自作におすすめの無料ツール
・プロ品質に仕上げるポイント
・ライトビコーの看板資材との組み合わせ方
集客のための看板デザインの基本ステップ
看板は、ただ看板を作ることが目的ではなく、看板を設置することによる目的を達成するための看板を作らなければなりません。効果的な看板を自作する際には、次のステップを意識してみましょう!
- 看板の目的をはっきりさせる
- 情報はできる限りシンプルにする
- 視線の動きを意識する
- 色やフォントは読みやすさ優先
- デザインツールでデザインを制作
①看板の目的をはっきりさせる
まずは看板を作る目的をはっきりさせましょう。「誰に」「何を」伝えるための看板なのかを明確にし、自分の好みだけのデザインになってしまわないように注意しましょう。
- 新規のお客様を呼び込みたいのか?
- 店舗の場所を分かりやすくしたいのか?
- ブランドのイメージを印象付けたいのか?
などの目的によって、適した看板のデザインは変わってきます。目的外の情報を1枚の看板に詰め込んでしまうと、結局何が言いたいのか分からなくなり、逆にだれの印象にも残りづらくなってしまいます。
例えば、
看板の種類 | 誰に | 何を |
---|---|---|
店舗看板(ファサード、壁面) | 通行人に | 店名、業種を |
スタンド看板(置き型) | 通行人に | メニューやサービス内容を |
誘導看板、案内サイン | 利用者に | 経路や注意点を |
というように、誰に何を伝える目的なのかを絞り込むことで、情報を詰め込み過ぎるという失敗を防ぐことができます!
②情報はできる限りシンプルにする
伝えたい内容が多くても、看板に載せる情報はできる限りシンプルにした方が効果的です。特に通行人に向けた看板を作る場合、通行人は常に動きながら看板を見ていますので、あまりに多くの情報が詰め込まれた看板だと、結局なにも記憶に残らない可能性もあります。
例えば、パン屋さんの看板であれば、「パンのイラスト」と「店名」だけ、といったようにシンプルな方が、パッと看板を見た時にイメージが湧きやすくなります。
③視線の動きを意識する
どの情報を記載するかが決まったら、その情報をどのように配置するかを検討します。
人の視線は基本的に「Z型(左上⇒右上⇒左下⇒右下)」や「I型(上⇒下)」に動くことが分かっており、その動きに合わせて重要度の高い情報を大きく配置すると効果が出やすいです。
また、個人差はありますが、世代ごとの主要な情報取得手段の変化によって、世代ごとに情報を見た時の視線の移動にも変化があると言われています。視線の移動に沿って重要な情報を順序をもって伝えていくことを意識してみましょう。

④色やフォントは読みやすさ優先
看板の色やフォントは、デザイン性や好みよりも、視認性・読みやすさも大事になります。
こちらも看板の目的にもよりますが、新規顧客を集客する目的であればターゲット層が読みやすいものとし、すでに決まった顧客に向けてブランディングしていく目的であればブランドカラーやブランドイメージを想起するフォントにするなど、自分の好みではなくあくまで目的に合った色やフォントを選択するように心がけましょう。
※ライトビコーでは、他では取り扱っていない珍しいフォントも多数取り扱っております!
▶フォント一覧はこちら
⑤デザインツールでデザインを制作
ここまででデザインのイメージが固まったら、いよいよ実際に形にしていきます!有料ツールではillustratorbなどが有名で便利ですが、無料で使えるデザインツールもたくさんありますので、使いやすいツールを使ってみてください。
デザインツールというと「難しそう」「専門知識が必要そう」と思うかもしれませんが、今は誰でも無料&直感的に使える便利なツールがたくさんあります。
無料で使えるデザインツール
ツール | 特徴 |
---|---|
Canva | ブラウザ上で直感的に操作可能。テンプレも豊富 |
Adobe Express | Adobe公式の初心者向け無料ツール |
Photopea | Photoshop風の高機能エディタ |
Vectr | ベクター形式で看板入稿にも対応しやすい |
有名どころのCanvaや、Adobe公式の初心者向けツールのAdobe Expressを使えるようになると、今後の展開にも便利ですのでおすすめです!
※データを保存する際は、AI(Illustrator形式)を推奨します。
▶【印刷に最適な画像形式とは?】PNG・JPEG・PDF・AIなど13種の違いと選び方を徹底解説
自作デザインでも安心!ライトビコーが印刷・仕上げを承ります!
ライトビコーでは、お客様からの入稿データを各種プリントし看板に仕上げてご提供させていただきます。
ウインドウサイン、立て看板、マグネットシート、プレート看板などなど、各種サインに丁寧に仕上げます!お気軽にご相談ください!
集客できる看板デザインは「目的」と「視認性」で決まる!
看板デザインは、センスよりも「伝えたいことを明確にする」ことが成功のカギとなります。この記事の5ステップを活用すれば、あなたも立派な看板デザイナーの第一歩を踏み出せます!
無料ツールを活用して、ぜひチャレンジしてみてくださいね。