店舗看板や案内サインを設置する際、多くの方が気にされるのが「色あせや劣化」です。長期間屋外で使用される看板は、紫外線や雨風にさらされるため、何も加工しないと数年で見た目が悪くなってしまい、看板を見た人の印象を悪くしてしまう可能性もあります。
そこで登場するのが、UVカットラミネート加工です。この記事では、UVカットラミネート加工とは何か、またその効果についてわかりやすく解説します!
UVカットラミネート加工とは?
UVラミネート加工とは、看板の表面に紫外線(UV)を防ぐ透明フィルムを貼る加工のことです。主にインクジェット出力の表面に施し、印刷面を紫外線や摩擦、水分から保護します。
また、フィルムの光沢によって看板に高級感が出ることも魅力のひとつです。
UVカットラミネートの主な効果
・紫外線による色あせ防止
・耐水性、防汚性の向上
・耐摩擦性の向上
・光沢の付与やマット感の演出
紫外線による色あせ防止
太陽光に含まれる紫外線は、インクの顔料を分解し、色あせの原因となります。UVラミネート加工により、看板の色や鮮やかさを長持ちさせることができます。
紫外線によって分解された色素分子は、空気中の酸素と結合して酸化し、「日焼け」や「黄ばみ」といった現象が起こります。そうならないためにも、UVカットラミネートによって紫外線をカットすることが重要になります。
耐水性、防汚性の向上
雨や湿気から印刷面を守るため、屋外使用でも印刷面に影響が出にくくなります。また汚れがつきにくく、拭き取りも簡単です。
ラミネートフィルムは、水を通さないプラスチック素材でできており、これを看板の印刷面に密着させて貼ることで雨や湿気などの水分から印刷面を守ります。屋外では確実に雨や湿気に晒されることになりますので、ラミネート加工が必須になります。
耐摩擦性の向上
風で舞った砂埃や、人が触れることによる擦れから表面を保護することで、キズや擦り傷に強く、見た目をきれいに保ちやすくなります。
インクジェット印刷のインクは、印刷面に染み込むのではなく、表面に「乗って」いる状態です。そのため、爪や石などの硬いものに当たると削り取れてしまう可能性があるので、ラミネート加工によってインク表面を覆い、直接物がインクに触れることがないようにします。
光沢の付与やマット感の演出
ラミネートの種類にもよって、光沢を出したりマット感を演出することができます。光沢は高級感を演出し、マットは落ち着いた印象を演出します。


UVカットラミネート加工を施す商品例
ライトビコーで使用しているラミネートは、国産・99%UVカットの高品質なラミネートで、このUVカットラミネート加工は様々な種類の看板に使用されています。
特に、屋外での使用が想定されているプレート看板や駐車場案内看板、店舗ファサード看板、スタンド看板などには、綺麗なまま長期間使い続けるためにもUVカットラミネート加工は必須です。
屋外看板にはUVカットラミネート加工が必須!
屋外看板を設置する際、「デザイン」「素材」「照明」と並んで重要なのが、「耐候性=長持ちする工夫」です。UVカットラミネート加工は、そんな看板を守るための基本中の基本となっています。せっかく作った看板なのに、「色が落ちてしまった」「剥がれてしまった」と後悔しないためにも、ぜひ高品質なUVラミネート加工を施した看板選びましょう。
ライトビコーでは、看板の製作時にはUVカットラミネート加工を標準装備しております。素材や設置場所に応じた最適なご提案をさせていただきますので、お気軽にご相談ください。